山口県に施工代理店が実働します!
2020年 6月25日
山口県宇部市を拠点に、塗装、防水工事を営む塗装店、カラーアート様をアタックSPB工法の施工代理店として正式に認定させて頂きました。
カラーアート
TEL 0836-37-1222
山口県知事許可 (般-27) 第019612
アタックSPB工法の施工代理店の認定には、大阪まで講習を受けに来て頂いて実際に根本的な知識と技能を理解して頂くという条件があります。
今回はカラーアート様の 藤村様と職人さん2人の3人で来阪頂いて参加して頂きました。
先ずはアタックSPB工法の根本である、塗る部分に完全に密着させる!という事を講習で頭に入れて頂きました。
鉄部塗装に限らず、塗装の基本的な事は塗るものに対して密着させる為の下塗材を正しく把握しているか?
後々に剥がれや浮きなどの不具合が生じる事を防ぐという点で、これが一番重要になります。
そして鉄部、モルタル面の下塗りを終えた後にバサルト繊維を配合した樹脂モルタル、ポリパテで実際に穴の開いた箇所の補修、クラックの補修を行って頂きました。
これがアタックSPB工法の根本であり、この事をベースにひどい腐食箇所や爆裂、欠損箇所の補修をこれからは現場で実践して頂いて、お客様に喜んでいただける施工店になっていって頂きたいと思います。
SPB - 樹脂モルタル成形工法
① 壁と水切の取り合い。
マンションの1階部分の踊り場の天井から雨漏りしているという事で相談があり、現場調査に伺わせて頂きました。
② 土間、タイル目地の亀裂
原因は写真の①②の箇所でした。
先ずはタイル目地を除去しました。
この割れたタイル目地の下に亀裂が入っています
目地にエポキシ樹脂プライマーを塗布します。
クラックの中にエポキシ樹脂プライマーが入っていきます。
これはこの後に使用する樹脂モルタルを強固に密着させる目的でもあり、重要な事です。
そしてプライマーが乾燥すると樹脂モルタルを目地に流し込みます。
このように目地の危うい箇所に同様でプライマーと樹脂モルタルで補修します。
これでタイル面の漏水箇所の補修が完了です。
そしてこの壁と水切りとの取り合いの補修。
これもタイル目地と同様で、先ずは不必要な部分を除去します。
クラックにUカットをするのと同様で樹脂モルタルを成形しますので、大きくエグります。
プライマーを塗布した後に、このバサルト繊維を配合したオリジナルの樹脂モルタルを詰めて成形します。
この樹脂モルタルは粘土みたいに手で自在に好きな形に成形出来ますので凸凹な箇所でも簡単に詰めて形を整える事が出来ます。
この樹脂モルタルが乾燥すると、FRPに弾力性を持たせたような感じになります。
この樹脂モルタルは現在、弊社と施工代理店しか使用していませんが、2020年9月頃 〜 皆様にも手軽に補修をして頂けるように、販売を予定しています。
コロナ感染対策の作業の徹底
4月 7日に緊急事態宣言が出され、大阪府もその地域に指定されていますので我々塗装工事を施工する業者としても対策に取り組んでいかなくてはならないと思いました。
数人を集めて会議をする事は妥当ではないですので、個別にコロナ感染対策の作業を見直して、(有)アタック塗研として今後の施工でどうしたらコロナ感染を防ぐ事が出来るのか?を決議させて頂きました。
昨日は施工代理店のシンプルクラフト 代表の高橋さんと、営業部の島村さんに時間を作って頂き決議をさせて頂きました。
コロナ感染対策として
通勤、現場への交通手段
これは最も注意すべき点で、電車での通勤をしている職人さんについては暫くの間は中止して頂き、待ち合わせ場所迄迎えに行くという事にしました。
それと車1台に4人〜5人という乗り合わせもしないようにし、経費はかかりますが極力単独で動いて頂く方向で徹底したいと思います。
外部の作業は別として、内装での作業は出来る限り他業種さんと数人で近い場所での接触を避けるようにし、工期も無理のない日数を事前に組んで日頃よりは多少かかる事は仕方ないという考えで進めていきたいと思います。
休憩や昼食なども、これは一人一人がコロナに感染しない!と決意して慎重な判断と行動をして頂くしかありませんので、この点は皆様に協力をお願いさせて頂きました。
この先、いつ終息するのか?見通しのつかない状況になっていますのでから長期戦になる事と思いますので、皆んなで一丸となってコロナには感染しないように施工をして参りたいと思います。
有限会社アタック塗研
大阪市鶴見区放出東2-23-20
SPB - 腐食補強工法
今回は玄関扉の裾部分と沓ずりの部分が腐食している箇所の修復及び塗装工事をさせて頂きました。
沓ずり
扉の裾部分
これは結露により水滴が下に流れ落ちて生じた腐食だと考えられます。
先ずは腐食している箇所をケレンしてサビ転換材を塗布しました。
これは赤サビを黒サビに変換させ、サビにくい被膜を作り協力に腐食を防止するという処理です。
この処理をするのとしないのとでは後々のサビの再発の期間にかなり差が出ます。
その強固な下地を作り、弊社オリジナルのポリパテで穴の開いた部分や凸凹の部分の補修を行います。
これで腐食箇所の補強が完成です。
そして通常の鉄部塗装ではサビ止めを塗って上塗りを塗ります。
アタックSPB工法では通常使われているサビ止めはサビ止めという観点でなく、旧塗膜に密着させる為のプライマーという解釈で使用しています。
それは何故か?というと、ホームページやSNSにも掲載していますが、幾度も実験を繰り返して確信を得ましたが、サビ止めという機能を果たしていないからです。
2019年11月
プロとして33年間積み上げた経験と実績で現在の工法に至りました。それを活かして状況に応じた最適な提案力と価格!
それがアタック塗研のこだわる塗装工事です。
(有)アタック塗研
腐食の酷かった階段の補強終わりました。
腐食が酷くて階段の踏面は落ちてもおかしくない状態でしたので、一つの階段は危険なので通行止めになっていたので施工主の大家さんは困っていました。
踏板を止めているアングルが腐食で変形し、欠け落ちている所も数カ所ありました。
今回は穴の開いたヶ所の補修と階段の補強後に塗装をする事になりましたが、値段もかなり安くで出来るという事で喜んで頂きました。
先ず穴や隙間の開いたヶ所にバサルトチョップ配合のポリパテを詰め込み、大きく全体に広範囲で腐食しているヶ所は事前に仕込んでいたメッシュシートを貼ります。
ポリパテのみでは振動などで割れが生じますのが、バサルトチョップを配合したポリパテは伸縮にも対応しますので今回の補修には適しています。
順調に補修も終わり、これを研磨して塗装します。
色合わせもピタッと合い、あとは全面を塗装して完成です。
階段も試験をしてみましたが、人がその場で飛び跳ねても全く問題なしで大家さんもこれで住民さんからクレームを言われなくて済むと大変に喜んでいました^ ^
施工する前に実験をしてこの工法をやりましまが、これはかなり良い工法だと思っています。
( SPB - 腐食補強工法 )
(有)アタック塗研
工法のクオリティが上がりました!
これは3月 3日から入る現場の写真ですが、先日現場調査に行かせて頂いたのですが。塗装工事を一昨年にしたらしく腐食ヶ所の補修は塗装屋さんは出来ないという事で、そのまま塗装をして仕上げていました。
現状写真
しかしこれは塗装屋さんが手抜きをしている訳でもなく、寧ろしっかりとした塗装をしていると思いました。
このような例は凄く多いのですが、こういった腐食ヶ所の補修や補強は塗装屋さんでは通常は出来ない訳です。
この腐食を補修するのは本来なら鍛冶屋さんが溶接して行います。
それとよく塗装屋さんがこの穴の開いたヶ所を施工する場合は、アルミテープを貼って穴を塞ぎその上から色を塗っているという事があります。
アタックSPB工法はこういった腐食が酷くて穴の開いたヶ所や原形のない所に成形して形を作り、補強工事を塗装工事の一環として出来る事が強みです!
鍛冶屋さんを呼んで溶接で補強して塗装屋さんに塗ってもらうとすれば2業者が必要で、管理する監督さんが付けばそれだけで費用も高くなります。
この写真のように穴が開いているヶ所の補修方法をSPB - 腐食補強工法といいます。
これは先ず腐食しているヶ所にサビ転換剤を塗布して、腐食防止とパテ材が密着する強固な下地を作ります。
それからバサルト繊維を配合したポリパテで穴を詰めて補強します。
パテも様々なメーカーが様々なパテを出していますが、弊社では30年も前からずっと使い続けていて絶対的に信頼しているロックペイントのポリパテを愛用しています。
バサルト繊維を配合しているポリパテはヘラなどでは使いにくく、指で形を成形して粘土みたいに自在な形をつくります。
この工法で数回の補修と補強を行ってきましたが、今回の工法が作業性、品質的な面でも抜群な結果となりましたので、今後はアタックSPB工法は自信を持って営業をかけていきたいと思っています!
YouTubeにも掲載していますので是非ご覧下さい。
#アタックSPB工法
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2018年に大阪でも台風21号の被害を受け、このように壁が欠落したお家を彼方此方で見かけました。
その時期に補修工事の依頼が殺到して回りきれなかったというのが現実で、その頃はこういった壁は除去して地を組み、壁材を貼るというしか方法がなかったです。
何故? このように欠落したお家が多かったのか?
それは共通して、建物の老朽化で劣化が原因でした。
築年数が30年を超えるお家の壁はモルタルで仕上げているのが多いです。
この下はラスといってスチールの網目のものにモルタルを喰い付かせているという感じです。
数年経つとこのラスはスチールですから、壁から浸水したり湿気などでやがて錆びてきます。
そうすると、このラスを止めているタッカーもスチールですので錆びると打ち付けている木から離れていきます。
そして台風21号のような突風が吹いた時に、内側から強風に押されたので耐えれず、そのまま剥がれ落ちました。
アタックSPB工法では、このようにならない為に、木で組まれた地の間柱にアンカーを打ってビスで止めようと試みました。
この下の木は築年数が30年以上経っているお家でも、しっかりとしている所が多いです。
そこで下地探しセンサーで間柱を探し、そのしっかりとしている間柱にアンカーを打ってビスで止めていくと浮いているモルタルがピタっと止まります。
単にビスを沢山打つだけでなく、間柱に数カ所打ってしっかりと止めてしまいます。
これでラスが錆びて止まっていないモルタルも剥がれ落ちる事を防ぐ事が出来ます、
これは台風の被害がなければ考えも付かなかった発想で、出来るだけお金のかからないように何か良い工法はないだろうか?と考えた状況から出た発想でした。
また大阪に限らず、いつ凄い台風が来て前回のような事になるか?わからないですし、地震もいつ発生してもおかしくない状況。
その時にお客様に喜んで頂ける施工が出来ればと思っております。