アタックSPB工法 施工例
2019年 7月
今回はベランダの手すりにひどい腐食箇所がありましたので、その修復をさせて頂きました。
どうしても中が空洞の為に、湿気などで水滴が下に流れ落ちて水が溜まる部分は腐食してしまいます。
腐食を放置していると、穴が開いたり千切れたりします。
これは構造上、仕方ない事だと思います。
先ずは腐食箇所のカレンを行います。
( 3種ケレン )
ケレン後に、浸透性エポキシ樹脂プライマーを塗布。
オリジナルの樹脂モルタルで成形します。
この樹脂モルタルは、水性の弾性エポキシ樹脂とセメントに加え、バサルト繊維を配合して作出したもので、強度もありながら伸縮性も備わった万能な樹脂モルタルです。
完全に硬化すると硬いですが、練った時は粘土のような感じですので自在に形が作れますので作業性は抜群です。
この樹脂モルタルが約40分程で表面が固まりますので、その状態で次に弾性エポキシ樹脂を塗布して凸凹箇所を均すように刷毛で塗ります。
約90分 ( 気温により多少異なります )で指触乾燥します。
その状態で上塗りをしても問題ありません。
最後に色を合わせて上塗りをして修復完了です。
従来なら新たに溶接をして修復すると思いますが、アタックSPB工法は塗装工事の一環として作業出来る事により1日で施工が完了する為、コストがかなり低くなります。
更に溶接をするよりも長期に渡り再び腐食する期間を延ばしますので、工法としても万能です。
動画はこちらをご覧下さい。
有限会社 アタック塗研