外壁の塗装で知っておいて頂きたい事実!
外壁と屋根の塗装工事の営業をしている業者さんはかなりの数です!
しかし残念ながら、仕上がってから10年以上の事も考えて施工している業者さんはほとんど存在しません。
塗装には、美観という目的と保護するという目的があります。
内側から漏水し、塗膜を浮かしています。
現在、施工している現場の周りを歩いているだけでも沢山の塗装工事の不具合な部分を目にします。
漏水により塗膜を浮かして、その浮いた塗膜が剥がれています。
この写真のようになるのは、塗装工事をする業者さんは表面の事だけを重視し、漏水する箇所の事などは全く別物と考えている訳です。
仮に、塗り替えして2年経たないうちに塗膜が浮いてきたと施工業者さんにクレームとして言っても、これは塗装の問題ではありません!と言って逃げるでしょうね。
弊社が今回施工している現場の写真ですが、これは外の塀で、内側は花壇になっているので、そこからかなりの水が流れているため、モルタルごと浮かしていましたので、今回はその部分をハツりました。
そして水が流れている箇所から水が流れてこないように樹脂モルタルで成形し、完全に止水しました。
数日、様子を見て止水の確認をしてから塗装をさせて頂きました!
モルタル補修。
下地素地調整 (パターン復旧)
塗装は、幾ら高価な高耐候性の塗料を塗っても表面は強いですが、結局は内側からの漏水には弱いのです。
ですから、何が重要かというのは、きちんとした知識と技能の備わった人に施工をして頂かないと、せっかく高いお金を支払ったのに、また数年すると余計なお金がかかるという事です。
塗装工事をメインでしている塗装屋さんは、まず下地補修は出来ないものだと考えて間違いないです!
大規模改修工事では、下地補修という専門職が存在しています。
大切なお家の塗り替えのお見積をした時に、どんな下地処理をするか?
そこをしっかりと見て頂くだけでも、その業者さんがどんな施工をするのか? わかります。
塗装工事は、下地処理が本当に一番肝心だという事だけでも、1人でも多くの人に理解して頂ければと思い、今回のブログに書きました。