アタックSPB工法®︎のブログ

外壁の塗装工事に一番大切なのは、下地処理です! アタックSPB工法®︎は最強の塗装下地として拘り、施工しています。

塗替えは直営店の方が断然に良い理由!

私が以前に勤めていた会社の工事長から電話があり、現場に行かせて頂きました。

 

今回は土間のウレタン塗膜防水の下地処理を教えて欲しいという事で行った訳ですが、先ず仕上がっているであろう手摺に目がいきました。

 

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工事長に、これ仕上がり? と聞くと、はい、仕上がってます!という事で私はビックリしました。

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素人の人にはわからないかも知れませんが、私は絶対に1回塗りだと即座にわかりました。

錆止めも入っていないし、ケレンも本当に適当にしかしていない感じて、仕上がりとしてはもう一度塗り直しという程酷いものでした。

 

更にビックリしたのは、f:id:attack-spb:20191031042401j:image

足元が腐食して、完全に無くなっている箇所を何もせずそのまま仕上げていました。

 

いつもなら工事長は、このような箇所を見たら私の所にアタックSPB工法で修復して下さい!と依頼があるのに今回はこのままで仕上げ、更に錆止めも入っていないという事で、私は彼に、今回は何でこんな仕上がり?  と聞きました。

 

すると、元請けの営業の人にそれを言ったらしいが、営業の人がその仕様で見積りをしているので、錆止めも塗らず1回塗りで良いという指示だったらしい。

そして腐食で無くなっている箇所もそのままでいいという事だった。

 

これは大問題ですよ!

元請けは、誰でも知っている最大手の会社。

その営業が、受注を取るために凄く値段を下げたらしい。

 

そしてその予算内で施工という事で勿論追加料金が出る事もなく、その仕上げという事でしたが、お客様が果たして納得するのか? それは微妙な話です。

 

更に本題の土間も現状はかなり酷いもので、相当下地処理に手がかかる状態でしたが、これも予算がないという事で、旧塗膜の剥がれている箇所だけを除去し、そこからカチオンフィラーで補修。

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カチオンフィーラー

 

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土間、施工前  現状

 

これも長年放置していたので旧塗膜が完全に劣化し、本来なら全て除去しなければならない状態!

 

この上から全面にカチオンフィラーを塗布してましたが、とてもこんなもので下地処理とは言わない!というレベル。

 

最終的にはカチオンフィラーをローラーで全面に塗布してましたが、その下の状態が悪いので防水工事としてはかなり厳しいレベルの仕事内容。

 

営業マンは作業を理解していない。

 

正直、こんな無知な営業マンの能力で仕様と見積りをしたという事が大きな間違い‼️

 

もし塗装屋さんに見積りをさせていたとすると、しっかりとした施工内容の仕様を組み、保証を付け見積りの金額になります。

それでも大手のハウスメーカーが施工するよりもかなり安いと思いますし、お客様と直接お話をする訳ですから責任も全然違います。

 

もし何か不備な事が生じた時に、お客様に合わせる顔がないという程の気持ちになると思います。

 

今回はこの現実を是非わかって頂きたいと思い、アップさせていただきました。