SPB - 樹脂モルタル成形工法
① 壁と水切の取り合い。
マンションの1階部分の踊り場の天井から雨漏りしているという事で相談があり、現場調査に伺わせて頂きました。
② 土間、タイル目地の亀裂
原因は写真の①②の箇所でした。
先ずはタイル目地を除去しました。
この割れたタイル目地の下に亀裂が入っています
目地にエポキシ樹脂プライマーを塗布します。
クラックの中にエポキシ樹脂プライマーが入っていきます。
これはこの後に使用する樹脂モルタルを強固に密着させる目的でもあり、重要な事です。
そしてプライマーが乾燥すると樹脂モルタルを目地に流し込みます。
このように目地の危うい箇所に同様でプライマーと樹脂モルタルで補修します。
これでタイル面の漏水箇所の補修が完了です。
そしてこの壁と水切りとの取り合いの補修。
これもタイル目地と同様で、先ずは不必要な部分を除去します。
クラックにUカットをするのと同様で樹脂モルタルを成形しますので、大きくエグります。
プライマーを塗布した後に、このバサルト繊維を配合したオリジナルの樹脂モルタルを詰めて成形します。
この樹脂モルタルは粘土みたいに手で自在に好きな形に成形出来ますので凸凹な箇所でも簡単に詰めて形を整える事が出来ます。
この樹脂モルタルが乾燥すると、FRPに弾力性を持たせたような感じになります。
この樹脂モルタルは現在、弊社と施工代理店しか使用していませんが、2020年9月頃 〜 皆様にも手軽に補修をして頂けるように、販売を予定しています。