アタックSPB工法®︎のブログ

外壁の塗装工事に一番大切なのは、下地処理です! アタックSPB工法®︎は最強の塗装下地として拘り、施工しています。

アタックSPB工法 施工例

2019年 7月

 

大阪市旭区

 

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今回はベランダの手すりにひどい腐食箇所がありましたので、その修復をさせて頂きました。

 

どうしても中が空洞の為に、湿気などで水滴が下に流れ落ちて水が溜まる部分は腐食してしまいます。

腐食を放置していると、穴が開いたり千切れたりします。

 

これは構造上、仕方ない事だと思います。

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先ずは腐食箇所のカレンを行います。

( 3種ケレン )

 

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ケレン後に、浸透性エポキシ樹脂プライマーを塗布。

 

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オリジナルの樹脂モルタルで成形します。

 

この樹脂モルタルは、水性の弾性エポキシ樹脂とセメントに加え、バサルト繊維を配合して作出したもので、強度もありながら伸縮性も備わった万能な樹脂モルタルです。

 

完全に硬化すると硬いですが、練った時は粘土のような感じですので自在に形が作れますので作業性は抜群です。

 

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この樹脂モルタルが約40分程で表面が固まりますので、その状態で次に弾性エポキシ樹脂を塗布して凸凹箇所を均すように刷毛で塗ります。

 

約90分 ( 気温により多少異なります )で指触乾燥します。

その状態で上塗りをしても問題ありません。

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最後に色を合わせて上塗りをして修復完了です。

 

従来なら新たに溶接をして修復すると思いますが、アタックSPB工法は塗装工事の一環として作業出来る事により1日で施工が完了する為、コストがかなり低くなります。

 

更に溶接をするよりも長期に渡り再び腐食する期間を延ばしますので、工法としても万能です。

 

動画はこちらをご覧下さい。

https://youtu.be/-mJ4DLb2poc

 

有限会社 アタック塗研

アタックSPB工法 施工例

今回はベランダの天井から雨漏りするという事で現場調査に行かせて頂き、見積を提出したら直ぐに着工して頂きたいという事で、2日後に天井のケイカル板を剥がしに行きました。

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施工前

 


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天井のケイカル板を剥がしたら、塩ビのジョイント部が破れていました。

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これは昭和50年代〜60年代ぐらいの建物によく見られるという例で、鉄の菅に塩ビの菅で繋いでいる訳ですが、その鉄の菅が錆びて膨張したので塩ビの菅に負担がかかり破れたと推測されます。

 

上の階から水を流して状況を確認したら、やはり破れた部分から水が流れ出てきました。

 

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修復として、初めにプライマーを塗布後に樹脂ペーストを塗布し、乾かない間にバサルトメッシュを破れた箇所に貼りました。

そしてバサルトメッシュの目を詰める為に、もう一度樹脂ペーストを塗布。

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30分程で乾燥します。

 

その次に上の鉄の菅と塩ビのジョイント部分とバサルトメッシュを貼った部分に、バサルト繊維配合の樹脂ペーストを塗布します。

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これが乾いてから再度、上の階から水を流してテストをしました。

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16リットルの水を流して頂きましたが、何の問題もなく水が流れ出てくる事はありませんでした。

 

この段階で塩ビの上にセメントを塗って今後大丈夫なのか?と質問を頂きますが、樹脂ペーストは塩ビの上には密着します。

 

これを確認しましたので天井のケイカル板を新たに張り、再塗装して施工は完了しました。

 

昨年の台風の被害を受けて手付かずの工事。と

2018年 9月に大阪を襲った台風21号!

私は大阪市で生まれ育って、一度も経験した事のない凄い規模の大きい台風でした。

 

突風で空に物が飛び交い、凄い事になっていました。

YouTubeにもアップしています。

https://youtu.be/0EUlfaSTbls

 

そこで前々から雨漏りしているので見に来て欲しいと依頼があり、手付かずになっていた現場を今月ようやく屋根屋さんも動けるようになり、着工しました!

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一つは、台風で瓦が何枚かなくなり、壁が一部剥がれて飛んでいきブルーシートで雨漏りしないようにしていた現場。

 

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シートをめくると端の瓦が剥がれ落ちている状態でした。

 

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先ずはこの剥がれ落ちて瓦がない部分に新たに瓦を葺き替えて頂いきました。

 

本来は今後の事を考えると全部やり替えた方がいいのですが、どうしても多額になりますので、現在雨漏りする箇所のみを修復する工事の予算しか組めないという所が多いです。

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瓦を葺き替えした後に、ブリキで壁との隙間を被せるように巻いて頂きました。

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これで雨漏りはする事がないという状態には何とかなり、お客様も喜んでくれました。

 

来週からはまた別の工事!

これも昨年から、どこの業者さんも手を付けないという現場。

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ここも台風の突風でブリキの屋根がめくれ上り、一部屋根がない状態でした…。

 

現在、雨漏りしているらしく、1日も早くの着工を考えてて、来週にようやく屋根屋さんが入って頂けるという事で着工します!

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この現場は重石がわりに、袋に砂を詰めて何ヶ所も置いてありましたが袋が劣化して破れ、砂をもう一度袋に詰めて下に下ろす所からの作業になります。

 

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まだまだブルーシートが屋根に掛かっている風景を目にしますが1日も早く修復して、お客様が安心して生活の出来る状態になって頂きたいと思います。

 

屋根の塗装で重要なこと!

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屋根でよく使われているカラーベスト!

屋根は常に陽ざし雨ざらしの箇所ですので、数年経てば苔や藻なども発生し、表面も劣化するため外壁の塗り替えと同時に塗装される事が多いです。

 

現在はシリコン系の塗料や遮熱塗料などで塗装されていますが、ここで一番重要な事を述べさせて頂きたいと思います。

 

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よくある事ですが、そのまま屋根の塗装をしてしまうと、屋根の貼り合わせている部分の隙間を塞いでしまいます。

 

これはプロの塗装屋さんでも未だ知識がなく、そのまま塗ってしまっているケースが多いです。

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タースペーサー

 

これは本当に重要な事で、屋根を貼り合わせている部分の隙間を塗料で塞いでしまうと、屋根の内側が密封された状態になりますので、湿気により発生した水が外に抜けれなくなります。

 

そのために常に屋根の内側には湿気で水が溜まった状態になっていると考えて下さい‼️

 

これが原因で塗り替えしてから半年ほどしたら実際に雨漏りし出したという例がかなり多いです。

 

そこで、写真のように屋根の貼り合わせている部分にタースペーサーを入れ、それから塗装をするという事が本当に重要な作業になります!

 

この数年で塗り替えをされたお家は、実際にこの工程をしているのか? 施工した業者さんに確認して頂いた方がいいかも知れません。

 

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プライマー塗布

 

そしてこれから屋根の塗り替えをお考えの方は、見積の段階でこの項目が入っているか?

必ず確認して頂いた方がいいです‼️

 

塗装屋さんに直に依頼した場合は、この項目を入れている事が多いですが、工務店やリフォーム業者などに見積を依頼した場合は、大半がこの項目は入っていないと思います。

 

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仕上がった時は綺麗ですが、後々に雨漏りしたとなれば何のために高いお金を払って塗り替えをしたのか? 意味がなくなりますので、この知識は是非持って頂きたいと思います。

 

塗り替えは、工務店やリフォーム業者さんにお願いするよりも塗装屋さんにお願いをした方が余分なお金がかからない分コストの低下になりますし、きちんとした施工をして頂けると思います。

 

#屋根の塗り替え

#外壁の塗り替え

 

大阪の新世界も観光化で残念…

昨日は阿倍野に用事で行ったので、彼女が大阪に来て18年経つけど通天閣に登った事がないという事で帰りに新世界に寄りました。

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私は幼い頃によく天王寺動物園通天閣に連れて来てもらい、本当に大好きな街でした^ ^

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ここは将棋の坂田三吉が有名で、昔は通天閣の付近に日本将棋連盟の運営する将棋クラブがありましたが、今はもうなくなっていました。

 

そして通天閣に登ろうと思い、並びましたがGWもあり70分待ちという事で断念して、登るのはまたの機会にし、串カツを食べて帰ろうと串カツ屋さんに入りました。

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もう30年以上、大阪で串カツを食べている私から言わせると、新世界でやっている串カツ屋さんは観光客を相手にする仕様というか…

値段も高いし、ネタもダメですね(T-T)

 

たまに打ち合わせを含めてジャンジャン横丁でも飲みますが、ちょっと昔とは違うような気がしてましたが、特に新世界は串カツ屋さんって今ほどなかったです。

 

私の幼い頃には、叩き売りしている、今で言うディスカウントショップみたいなお店があり、映画館も2つあり、今よりは汚い感じで胡散臭かった街でしたが、そんな新世界が好きでしたね〜😊

 

今は観光客を相手に対応していると思いますので、これは仕方ないのかな〜 と残念な思いで帰ってきました…

錆びにくい鉄部の塗装下地!

鉄は水と触れると錆びます。

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ですから鉄はメッキしたり塗装などで膜を張り、直接水が触れないようにして錆びないようにします。

 

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通常の市販されているさび止め塗料などは、直接陽射しや雨ざらしの場所では数年としないうちに再びさびが発生し、そのまま放置しておくと腐食して穴が開いてきます。

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水が溜まる箇所は腐食して穴が開いてきやすいです。
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ここまで放置すると修復するのにも予算が高くなりますので、早い段階での塗装が必要です。

 

なぜさび止めを塗って塗装をしても直ぐにさびてくるのか?

 

それは通常の塗料は、マイクロ(100万分の1)の粒子の結合ですので、その隙間に水は浸透していきます。

その浸透した水が鉄に到達すると再びさびが発生するという理屈になります。

 

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アタックSPB工法で使用している浸透性エポキシ樹脂は、ナノレベル(10億分の1)の粒子の結合ですので、水が浸透して鉄に到達するまでにはかなりの時間がかかりますので、通常の市販されているさび止めに比べると、かなり長寿命という理屈になります。

 

更にそのエポキシ樹脂とセメントを配合すると強度も増し、摩擦などで塗料が剥がれたりする事を防ぎます。

 

アタックSPB工法 鉄部の下地処理

https://youtu.be/AgCf4eCezv8

 

この鉄部の下地処理を行うコストはそんな高くはありません。

この処理をしておく事により、塗装工事を終えてから次の塗り替え時期を、倍以上に延ばす事が可能となります。

 

有限会社 アタック塗研は、最強の塗装下地!を売りとして、これから全国に広がっていくことと思います。

 

 

 

建築業界も人手不足。

現在は若い人達の世代の人口も減っている上に、建設業の仕事をしている人の比率も減っているような気がします。

 

大阪市の年齢別の人口を見ても50代と10代の人口では10代は半数を切っています。

https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000015/15211/nenrei201811-201904.xlsx

 

建設業のみならず、人手不足になっていくのは自然の流れなのかなとも思います。

私は来月で50歳(昭和44年)、第2次ベビーブームと言われた時期に生まれていますので同世代の人口は多いと思います。

ですから10代の頃に塗装工事の職に付き、その頃は人口も多かった訳ですから工事現場にも沢山人が居たと思います。

 

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5月 1日から令和になり、それに因んで私も休業の届けを出していた法人の有限会社アタック塗研を再び開始しようと思います。

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もう昔みたいに人を沢山集めてゼネコンの仕事をする事はないと思います。

 

地道ですが、きちんとした施工をしてお客様に信頼を勝ち取る!という思考で頑張りたいと思います。

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塗って仕上がり、お客様から喜んで頂けた時に、塗装屋やっていて良かったな〜!っていつも思います。

 

若い世代の人が見て、格好いいな〜!って思われる存在にならないといけないのが今の私達世代だと思います!

しっかりと若い人達に継承するという使命を感じ、これからは自身の経験で得た知識を伝授していきたいと思います。