アタックSPB工法 いよいよ11月より全国展開!
最強の塗装下地とアタックSPB工法を手掛けて、11月で4年になります!
この4年間に色々な事を試し、とことん下地に拘って実験を繰り返してきた中で、どうしても確立出来なかった事が地球に優しい!という面です。
オリジナル樹脂モルタル成形
当初は水性のエポキシ樹脂を使用して施工をしてきましたが、外壁の補修に関しては全て水性で尚且つ安全で環境にも優しい材料のみを使用しての施工が確立されました!
使用するセメント、骨材、樹脂と全ての材料が安全という事をデータとしても提出可能な物です。
亀裂や欠損箇所の補修及び塗装には全て水性で安全と認められた材料での施工を実施しています。
しかしこの課題として確立出来なかった事が、鉄部に使用する塗料です。
最強の塗装下地と表に出して全国展開する訳ですから、
① 通常の塗装工事よりも綺麗!
② 通常の塗装工事よりも長持ち!
③ 作業性の向上でコストダウン!
この3つの項目が全てにおいて優れていないとアタックSPB工法としては確立されない訳です。
鉄部塗装
やはり①②の通常の塗装工事よりも綺麗と長持ちを確立させる為には、有機溶剤を含まない水性の塗料では無理という結論を出しました。
現在は水性の塗料もかなり発展して良い塗料も存在しますが、やはり鉄部塗装には溶剤の塗料を超える物は限界がありました。
オリジナル樹脂モルタル成形
そこで、鉄部塗装に関しては有機溶剤を使用する事を決定し、当初からずっと施工してきた弾性エポキシ樹脂とセメントを混ぜた樹脂モルタルも今後は使用せず、ポリパテとバサルト繊維を配合した物で成形し、溶剤を使用しますが今までよりも強度を増し、長持ちさせるという面では更に強固になります。
水性弾性エポキシ樹脂
水性の弾性エポキシ樹脂は、硬化すると硬度もありながら弾力性も備わり優れていましたが、デメリットとしては研磨が出来ないという点で、仕上がりに対してはどうしても補修した箇所を目立たないように仕上げが出来ないという事でした。
しかしこの鉄部の腐食箇所の成形にポリパテにバサルト繊維を混ぜて使用する事により、強度と収縮にも力を発揮し、これまでよりも仕上がりが綺麗という面は向上します。
アタックSPB工法として現在は、
鉄部塗装
外壁の亀裂、欠損の補修
この2つの工法が確立されましたので、塗装屋さんが最強の塗装の下地として作業の一環として工期短縮で、コストを低くしてお客様に喜んで頂ける施工を取り入れて頂けるようになりました。
11月より、アタックSPB工法を取り入れ代理店として施工して頂ける塗装屋さんを全国に作っていくように動いて参ります。
また現在は、最強の塗床下地という事で幾度と実験を繰り返している工法があり、これも近日に確立する事が見えてきましたので防水屋さんにも取り入れて頂けるように動いて参ります。
最強の塗床下地 実験中!
私の思う最強の塗装下地とは…
(有)アタック塗研は、最強の塗装下地!
アタックSPB工法®️という謳い文句で塗装工事を施工しています。
私の思う最強とは通常の塗装工事に比べて、
① 仕上がりが綺麗
② 長持ちする事。
③ 作業性の向上でコストダウン。
この3つが確立されている事です!
先ずアタックSPB工法では、2つの施工を確立させました。
1つは鉄部の塗装です。
今回はこの鉄部の塗装について詳しく述べさせて頂きます。
鉄部の塗装では、先ず錆びた箇所をケレンします。
ケレンには、その現状により数種類の方法があります。
http://www.cnet-sb.ne.jp/yci/ppbase.htm
アタックSPB工法では酷い腐食した箇所の塗装も全て3種ケレンでの作業とし、コストを押さえます。
3種ケレン ( 手ケレン )
サビ転換材を塗布
乾燥すると黒くなります。
腐食の進化を防ぐ下地処理
アタックSPB工法では3種ケレン後に錆びた箇所にサビ転換材を塗布し、赤サビから黒サビへ転換させて腐食の進化を強力に防ぐ処理を行います。
これは通常の鉄部塗装ではする事のない工程ですが、この下地処理を行う事で錆びの再発を通常の錆止め塗布に比べて4倍以上の期間、サビの再発を押さえる事が出来ます。
エポキシ樹脂系錆止め塗布
この下地処理を行った後に錆止めを塗布します。
この場合錆止めというより、塗料を密着させる為のプライマーという意味で旧塗膜の上に全面に塗ります。
ここまですれば下地処理が完了です。
上塗りは2回塗り!
下地処理が完了したら、上塗りを塗ります。
この上塗りがアタックSPB工法としての拘りは、強溶剤のポリウレタンを使用している事です。
通常は作業性が良いという事で弱溶剤のポリウレタンが主流ですが、アタックSPB工法では乾きも早くて塗りにくいですが、強溶剤のポリウレタンを使用しています。
これは何年も幾度と使用してきた中で言い切れますが、弱溶剤と強溶剤のポリウレタンでは強さと仕上がりが全然違うからです。
上塗りは薄く塗り重ねるという事が基本です。
それは上塗りの材質は粒子の細かい塗材ですので、厚く塗るという考え方は間違いで、粒子の粗い下地材でしっかりと地を形成し、上塗りは薄く塗り重ねる事により光沢も出ますし仕上がりも綺麗です。
また腐食がひどく穴の開いた箇所などは、通常では塗装屋さんでは修復する事は出来ず、鍛冶屋さんに溶接をして修復して頂き再塗装をするのが大半ですが、これは鍛冶屋さんと塗装屋さんの人件費がかかりますのでコストが高くなります…
アタックSPB工法では、この修復を塗装工事の一環として塗装屋が1日で作業をしますので、コストが低くなります。
アタックSPB工法 腐食箇所の修復
お客様から相談があり、思っていた以上に安かった!
それに長持ち、仕上がりも綺麗という事が確立されている為に、ここ2年は沢山の受注を頂き実際に施工をさせて頂き、喜びのお声も沢山お聞きさせて頂いています。
そして施工には自信がありますので、必ず保証書を付けさせて頂いています!
今後は最強の塗装下地!アタックSPB工法をもっと沢山の方に知って頂き、沢山の方々に喜んで頂ける施工をさせて頂きたいと思っております。
オリジナルバサルト繊維の商品化に成功
アタックSPB工法で必要不可欠な存在は、バサルト繊維です。
アタックSPB工法のモルタルの骨材として、このバサルト繊維をカットした物を使用しています。
外壁の補修に使用しているモルタルの中にバサルト繊維を配合する事により強度も増し、更に伸縮性も備わりますので、割れを押さえる事が出来ます。
(有)アタック塗研ではメーカーさんに依頼して、このバサルト繊維を3mm、6mm、9mmにカットした3種類のバサルト繊維を作成して頂き、商品化する事に成功しました。
バサルトチョップトストランド
3mmにカット
このバサルト繊維の長さを均等でなく、ジグザグにする事によりモルタルに伸縮性を保たさる事を確立させる事が出来ました。
欠損箇所の修復
アタックSPB工法では、鉄部の腐食箇所の修復にも樹脂モルタルを使用していますが、このバサルト繊維の存在はかなり重要です。
従来はコスト的な事でも低く、FRP防水や様々でガラス繊維のグラスファイバーなどが頻繁に使用されていますが、アタックSPB工法では安全という意味でもバサルト繊維を厳選させて頂き、愛用しています。
またバサルト繊維とガラス繊維の違いを具体的に詳細を載せたいと思います。
外壁の塗装で知っておいて頂きたい事実!
外壁と屋根の塗装工事の営業をしている業者さんはかなりの数です!
しかし残念ながら、仕上がってから10年以上の事も考えて施工している業者さんはほとんど存在しません。
塗装には、美観という目的と保護するという目的があります。
内側から漏水し、塗膜を浮かしています。
現在、施工している現場の周りを歩いているだけでも沢山の塗装工事の不具合な部分を目にします。
漏水により塗膜を浮かして、その浮いた塗膜が剥がれています。
この写真のようになるのは、塗装工事をする業者さんは表面の事だけを重視し、漏水する箇所の事などは全く別物と考えている訳です。
仮に、塗り替えして2年経たないうちに塗膜が浮いてきたと施工業者さんにクレームとして言っても、これは塗装の問題ではありません!と言って逃げるでしょうね。
弊社が今回施工している現場の写真ですが、これは外の塀で、内側は花壇になっているので、そこからかなりの水が流れているため、モルタルごと浮かしていましたので、今回はその部分をハツりました。
そして水が流れている箇所から水が流れてこないように樹脂モルタルで成形し、完全に止水しました。
数日、様子を見て止水の確認をしてから塗装をさせて頂きました!
モルタル補修。
下地素地調整 (パターン復旧)
塗装は、幾ら高価な高耐候性の塗料を塗っても表面は強いですが、結局は内側からの漏水には弱いのです。
ですから、何が重要かというのは、きちんとした知識と技能の備わった人に施工をして頂かないと、せっかく高いお金を支払ったのに、また数年すると余計なお金がかかるという事です。
塗装工事をメインでしている塗装屋さんは、まず下地補修は出来ないものだと考えて間違いないです!
大規模改修工事では、下地補修という専門職が存在しています。
大切なお家の塗り替えのお見積をした時に、どんな下地処理をするか?
そこをしっかりと見て頂くだけでも、その業者さんがどんな施工をするのか? わかります。
塗装工事は、下地処理が本当に一番肝心だという事だけでも、1人でも多くの人に理解して頂ければと思い、今回のブログに書きました。
アタックSPB工法 施工例
2019年 7月
今回はベランダの手すりにひどい腐食箇所がありましたので、その修復をさせて頂きました。
どうしても中が空洞の為に、湿気などで水滴が下に流れ落ちて水が溜まる部分は腐食してしまいます。
腐食を放置していると、穴が開いたり千切れたりします。
これは構造上、仕方ない事だと思います。
先ずは腐食箇所のカレンを行います。
( 3種ケレン )
ケレン後に、浸透性エポキシ樹脂プライマーを塗布。
オリジナルの樹脂モルタルで成形します。
この樹脂モルタルは、水性の弾性エポキシ樹脂とセメントに加え、バサルト繊維を配合して作出したもので、強度もありながら伸縮性も備わった万能な樹脂モルタルです。
完全に硬化すると硬いですが、練った時は粘土のような感じですので自在に形が作れますので作業性は抜群です。
この樹脂モルタルが約40分程で表面が固まりますので、その状態で次に弾性エポキシ樹脂を塗布して凸凹箇所を均すように刷毛で塗ります。
約90分 ( 気温により多少異なります )で指触乾燥します。
その状態で上塗りをしても問題ありません。
最後に色を合わせて上塗りをして修復完了です。
従来なら新たに溶接をして修復すると思いますが、アタックSPB工法は塗装工事の一環として作業出来る事により1日で施工が完了する為、コストがかなり低くなります。
更に溶接をするよりも長期に渡り再び腐食する期間を延ばしますので、工法としても万能です。
動画はこちらをご覧下さい。
有限会社 アタック塗研
アタックSPB工法 施工例
今回はベランダの天井から雨漏りするという事で現場調査に行かせて頂き、見積を提出したら直ぐに着工して頂きたいという事で、2日後に天井のケイカル板を剥がしに行きました。
施工前
天井のケイカル板を剥がしたら、塩ビのジョイント部が破れていました。
これは昭和50年代〜60年代ぐらいの建物によく見られるという例で、鉄の菅に塩ビの菅で繋いでいる訳ですが、その鉄の菅が錆びて膨張したので塩ビの菅に負担がかかり破れたと推測されます。
上の階から水を流して状況を確認したら、やはり破れた部分から水が流れ出てきました。
修復として、初めにプライマーを塗布後に樹脂ペーストを塗布し、乾かない間にバサルトメッシュを破れた箇所に貼りました。
そしてバサルトメッシュの目を詰める為に、もう一度樹脂ペーストを塗布。
30分程で乾燥します。
その次に上の鉄の菅と塩ビのジョイント部分とバサルトメッシュを貼った部分に、バサルト繊維配合の樹脂ペーストを塗布します。
これが乾いてから再度、上の階から水を流してテストをしました。
16リットルの水を流して頂きましたが、何の問題もなく水が流れ出てくる事はありませんでした。
この段階で塩ビの上にセメントを塗って今後大丈夫なのか?と質問を頂きますが、樹脂ペーストは塩ビの上には密着します。
これを確認しましたので天井のケイカル板を新たに張り、再塗装して施工は完了しました。
昨年の台風の被害を受けて手付かずの工事。と
2018年 9月に大阪を襲った台風21号!
私は大阪市で生まれ育って、一度も経験した事のない凄い規模の大きい台風でした。
突風で空に物が飛び交い、凄い事になっていました。
YouTubeにもアップしています。
そこで前々から雨漏りしているので見に来て欲しいと依頼があり、手付かずになっていた現場を今月ようやく屋根屋さんも動けるようになり、着工しました!
一つは、台風で瓦が何枚かなくなり、壁が一部剥がれて飛んでいきブルーシートで雨漏りしないようにしていた現場。
シートをめくると端の瓦が剥がれ落ちている状態でした。
先ずはこの剥がれ落ちて瓦がない部分に新たに瓦を葺き替えて頂いきました。
本来は今後の事を考えると全部やり替えた方がいいのですが、どうしても多額になりますので、現在雨漏りする箇所のみを修復する工事の予算しか組めないという所が多いです。
瓦を葺き替えした後に、ブリキで壁との隙間を被せるように巻いて頂きました。
これで雨漏りはする事がないという状態には何とかなり、お客様も喜んでくれました。
来週からはまた別の工事!
これも昨年から、どこの業者さんも手を付けないという現場。
ここも台風の突風でブリキの屋根がめくれ上り、一部屋根がない状態でした…。
現在、雨漏りしているらしく、1日も早くの着工を考えてて、来週にようやく屋根屋さんが入って頂けるという事で着工します!
この現場は重石がわりに、袋に砂を詰めて何ヶ所も置いてありましたが袋が劣化して破れ、砂をもう一度袋に詰めて下に下ろす所からの作業になります。
まだまだブルーシートが屋根に掛かっている風景を目にしますが1日も早く修復して、お客様が安心して生活の出来る状態になって頂きたいと思います。