建築業界も人手不足。
現在は若い人達の世代の人口も減っている上に、建設業の仕事をしている人の比率も減っているような気がします。
大阪市の年齢別の人口を見ても50代と10代の人口では10代は半数を切っています。
https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000015/15211/nenrei201811-201904.xlsx
建設業のみならず、人手不足になっていくのは自然の流れなのかなとも思います。
私は来月で50歳(昭和44年)、第2次ベビーブームと言われた時期に生まれていますので同世代の人口は多いと思います。
ですから10代の頃に塗装工事の職に付き、その頃は人口も多かった訳ですから工事現場にも沢山人が居たと思います。
5月 1日から令和になり、それに因んで私も休業の届けを出していた法人の有限会社アタック塗研を再び開始しようと思います。
もう昔みたいに人を沢山集めてゼネコンの仕事をする事はないと思います。
地道ですが、きちんとした施工をしてお客様に信頼を勝ち取る!という思考で頑張りたいと思います。
塗って仕上がり、お客様から喜んで頂けた時に、塗装屋やっていて良かったな〜!っていつも思います。
若い世代の人が見て、格好いいな〜!って思われる存在にならないといけないのが今の私達世代だと思います!
しっかりと若い人達に継承するという使命を感じ、これからは自身の経験で得た知識を伝授していきたいと思います。
網戸の張り替え!
網戸も何年か経つと劣化して、少し触れただけで破れたりします。
交換したいので業者さんに依頼すると1枚3.500円 〜 4.000円すると思いますし、業者さんもそれでは動いてくれない場合もあります。
私は昔から外壁の塗り替え工事をする時に、雨戸が劣化していたらサービスで張り替えてあげています!
細かい事ですが、お客様から本当に喜んで頂けますので、此方もやり甲斐があります^ ^
網戸の張り替えは、道具が揃っていてコツさえ掴めば案外簡単に出来る作業ですので、もし1枚だけ張り替えたいという時などは自分で張り替えてみるのもいいと思います^ ^
現在はホームセンターに行けば網と道具が一緒な所で売っていますので、道具さえ揃えておけば網は安いですので、いつでも張り替えたい時に張り替えれます😊
雑草が綺麗な花を咲かせました!
昨年の11月頃に、うちにあった何も植えていなかった植木鉢から雑草が生えて、そのまま放置していました。
するとそのまんますくすくと成長し、3月には蕾が数個出来ていました。
そしていくら雑草と言えど、ここまできたら花を咲かせてあげようと思って、土からきちんと作って植え替えてあげました!
これをきっかけに、アタックSPB工法で使用している水性エポキシ樹脂の容器が空になったら洗って、花の苗を一つづつ植えていこうと思いました^ ^
植木って人生と同じで、今日1日動いた事って直ぐに形として現れないかもしれませんが、地道にコツコツとするべき事をしていたら、必ず何らかの結果として形に現れてきます!
そして植え替えて1週間ほどした時に、蕾が開花しました!
よく花を知っている人に聞いたら、この花はオステオスペルマム! または、アフリカンデイジーという花らしいです。
最初は紫の花がさきました。
それから2週間近く経ち、蕾がどんどん開花して白の花や様々咲いてきました。
勝手にうちの植木鉢で生えて育ったのが、こんなに綺麗な花を咲かせてくれて、ちょっと嬉しいです😃
こういう事と同じで、アタックSPB工法も、地道に日々コツコツと浸透させる為に頑張って、数年後には立派な花を咲かせたいと思います(°▽°)
外壁塗装へのこだわり!
外壁の塗り替えは、単に色が付いたから綺麗になりました!という安易なものではないです。
塗りたての瞬間は綺麗ですが、下地処理をどれだけの事をしたのか? 下地には何を塗ったのか?
上塗りに何を塗ったのか?
これで数年後に差が出てきます。
上塗に使われている塗料は、現在は水性シリコンやウレタンが多いですが、新築のマンションやビルの外壁には大半がアクリルが使用されています。
これは私が過去に塗装させて頂いた現場を数年に渡り見てきた中でのデータなのですが、塗料としての寿命をグレードの低い順に…
① アクリル 4年未満
② ウレタン 5 〜 6年
③ シリコン 7 〜 8年 高耐候
④ フッ素 10年以上 超高耐候
これは、壁を手で触った時に手に白い粉状のものが付く状態のことをチョーキングといいます。
この状態では完全に塗料としての機能を果たしていない状態で、雨や陽ざしなどを保護出来ていないという事になります。
塗り替えの目安としてはチョーキングを確認した時がいいと思います。
フッ素樹脂は長年に渡り光沢も保ち、超高耐候性ですが、やはり値段がかなり高いですので今後足場を架けるのが困難な箇所などの塗装に使ったりします。
モルタルの壁でよく目にするのが、ひび割れです。
これは構造上、ひび割れするのは仕方ない事ですが、この割れている部分の下地処理をコーキングなどで適当にしてしまうと早い時には数ヶ月でまた同じ箇所が割れてきます。
亀裂も放置しておくと振動などで徐々に幅も大きくなり、雨漏りの原因にもなりますし、壁が浮いて剥がれ落ちることもあります。
アタックSPB工法では、このひび割れの補修が再び割れてこない事を長年研究し、長寿命を確立させる事が出来ました!
アタックSPB亀裂充填工法
そして外壁の塗り替えも現在は様々なメーカーがあり、どこにお願いしたらいいのか? きちんとした仕事をしてくれるのか?
何を基準に考えたらいいのか理解する事は難しいと思いますが、3社ほどからお見積もりを取り、お見積の内容が具体的に記載されている業者さんがいいです!
アタックSPB工法は下地処理に手間暇をかけ、しっかりとした地を作り、直営の施工ですので価格も良心的で長持ちする塗り替えを心掛けています。
アタックSPB工法が凄い理由!クラックの補修
これまで数十年にも渡り、0.3mm以上の動きのあるひび割れには、Uカットシール充填工法が使用されてきました!
現在も大規模改修の施工では主流です。
https://www.nakayama-saiko.com/knowledge/under/ucut
しかし私は昔からこの工法が納得出来ませんでした!
① シールの上に数ミリのポリマーセメントが乗ること。
シールは伸縮性があるので、将来的な事を考えると必ず数ミリのポリマーセメントは割れると思う。
② 乾燥を含めるとその日で補修から塗装が出来ないため、コストが高い。
2mほどのひび割れを補修しに行ったとして、2〜3日の施工がかかる。
アタックSPB工法はこの①、②を効率良くし、低コストと長持ち!という2点を確立させました。
0.3mm以上のひび割れ
Uカット
先ず、ひび割れをUカットする所迄は同じです。
そこからが違います!
樹脂ペースト塗布
ひび割れに水性エポキシ樹脂とセメントと配合した樹脂ペーストを塗布し、ひび割れの隙間に浸透させていきます!
弊社が愛用している樹脂は、浸透性の水性エポキシ樹脂!
水性ですのでセメントとの相性も抜群!
この樹脂の成分はは細分子化構造(ナンノレベル)ですので、かなり細かい所まで浸透していきます。
YouTubeを参考に!
樹脂モルタルで成形
樹脂ペーストが約1時間ほどで乾燥します。
乾燥したら、次に凹み箇所を均すように樹脂モルタルで成形します。
この樹脂モルタルが本当に凄い‼️
バサルトチョップトストランド
モルタルだけでしたら、振動や衝撃などで割れる確立が高いです。
前に述べた樹脂ペーストに、バサルトの繊維をカットしたバサルトチョップトストランド樹脂に混ぜます。
メーカーさんに、バサルト繊維を特殊な技術で3mm、6mm、9mm特殊カットして頂きました。
これにより、バサルト繊維が樹脂と混ぜた時に均等に分散して混ざる事が確立しました。
そして骨材に南アフリカ産バーミキュライトを使用する事により、強度も保ち軽量化を確立。
これらを加え、アタックSPB工法に使用している樹脂モルタルが完成しました。
通常の亀裂には、この樹脂モルタルを使用しています。
そして樹脂モルタルは3時間〜4時間で指触乾燥します。
(気温により乾燥時間はことなります。)
完全硬化には16時間要しますが、この指触乾燥の時点で上に塗り重ねる事が可能になりますので、その日に塗装をする事が可能です。
旧塗膜と肌を合わせます。
(パターン調整または下地素地調整)
最後にトップコートを塗り、完成です。
アタックSPB亀裂充填充填工法
テントに塗装しました! 試験施工。
テントも数年経つと劣化してきます。
劣化がひどくなると、少し指で押しただけでも破れますし、台風などによる突風による衝撃を受けると破れます。
テントに塗装出来るという事で、テントカラーという塗料がありますが、文字を書くのに使うのは良いかと思いますがテント全体を塗るのは後々の耐候性や耐久性を考えるとどうかな?と思います。
今回は知り合いのお店でテントの補修を含め、試験的に塗装させて頂きました。
実際にテント生地に幾度も試験塗りを繰り返し、密着させる事は確立させましたが、後は耐久性がどこまであるのか?
環境下において、これを様々な事を観察させて頂こうと思います。
テントの塗装
もしこのテントの塗装が確実なものになれば、張り替えする予算の4分の1程の予算で施工が可能になりますし、今後は需要が沢山あると思います。
アタックSPB工法の施工例
アタックSPB欠損充填工法
コンクリート、ALCの外壁では建物が老化していくと必ず生じる欠損。
これは浮いている箇所を剥がして、新たに樹脂モルタルを成形して補修します。
今回の施工例は、ALCの欠損部の補修。
通常、ALCの補修にはパウダーやモルタル、Kモルなどの樹脂モルタルを使用します。
樹脂ペースト塗布
アタックSPB工法では、剥がして清掃をした後にオリジナルの樹脂ペーストを塗布します。
これはALCに密着しますし、隙間に樹脂ペーストを浸透させて固めるという目的で行います。
ALCは目が粗くて吸い込みがキツいため、プライマーなどを塗布しても密着はあまり良くないですので、弊社オリジナルの樹脂モルタルが一番最強だと言えます。
樹脂モルタルで成形
樹脂ペーストを約1〜2時間乾かします。
乾くと黒くなってきます。
そして樹脂モルタルで成形します。
樹脂ペーストがプライマーの役割を果たしますので、ガッチリ密着します。
樹脂ペーストで均します。
樹脂モルタルは、約3時間〜4時間で指触乾燥します。
この時点で上から塗り重ねても問題はありません。
そして樹脂ペーストで均します。
凸凹を刷毛で均します。
樹脂ペーストが乾かないうちに凸凹を刷毛に水を付けて擦って均します。
約1時間ほどで乾燥します。
パターン復旧
最後に旧塗膜と同一にパターンを合わせます。
これで塗装の下地処理が完了!
この後に外壁の塗装を行います。
アタックSPB工法の強みは、その日に補修をした箇所の上から塗装出来るという事です。
この作業性の良さによりコストもさがりますし、更に従来の補修の工法よりも長持ちするという点です。
今はまだ全国展開をしていませんし、アタックSPB工法の存在も大半知られていませんが、確実に広がっていくと確信しています!