オリジナルの樹脂モルタル
築年数が何十年も経つと左官の下地に使われている網目のラスもサビて、モルタルは浮いて剥がれ落ちる箇所もあります。
この場合、剥がれるモルタルは除去します。
左官屋さんはカッターなど入れたりしますが、アタックSPB工法では周りの浮いた箇所をビスで内側の木ずりに揉み、押さえます。
木ずりがしっかりしていない箇所は新たに取り付けて下地を補強します。
オリジナル樹脂モルタル
その後、バサルト繊維配合のオリジナルの樹脂モルタルを塗ります。
深い場合は1回で厚みを付けるよりも1度乾燥させて、もう一度付けて仕上げる方が良いです。
季節により異なりますが、2〜3日乾燥させます。
1回目の下地が乾燥したら吸水調整剤を塗り、それから樹脂モルタルを塗り、仕上げます。
これで塗装の下地補修が完了です。
この樹脂モルタルはバサルト繊維と骨材を混ぜて、防水性、耐久性が増し、更に乾燥時の収縮による割れも防止します。
アタックSPB工法の強みはモルタルやパテにもバサルト繊維を3mm、6mm、9mmにカットした3種類を使い分け、強度も高くなっている事です。
バサルト繊維は現在はあまり使われていませんが、モルタルとの相性やその他期待される要素のある素材です。
http://ccard.co.jp/basalt/bfgdata.pdf